今年の5月から、金環日食、部分月食、皆既日食、と105年に一度の天文ショーがやってきます。
金環日食は5月21日、朝、東京では6時19分に始まり、9時2分に終わります。前回は1987年、沖縄を中心に観察されました。
日本全国の幅広い地域で観察されます。神秘的な天文ショーをひとりでも多くの方に楽しんでほしいです。日食は太陽、月、地球の順で一直線に並んだ時におきます。
「源平の戦い」の時に金環日食が起こり、平氏が源氏に勝ったという歴史の流れに関わった事実も面白いです。
6月4日に部分月食が全国的に観察されます。月食は太陽、地球、月の順で一直線になります。18時59分から21時7分まであります。
さて、105年ぶりというと、明治39年以来ですが6月6日に太陽、金星、地球が一直線になった時に金星の太陽面通過が起こります。全国的に朝の7時過ぎに始まり、午後2時前に終了します。天文学上1639年から、6回しか見ていないようです。貴重ですね。
子供の頃は、母の実家が木曽でしたので、夏休みに星降る夜に星座を見て楽しんだものです。この機会にプラネタリウムにも行ってみたいと思います。