大きめな虫歯の詰め物は、耐久性を上げるために歯科医院でとった歯型を元に歯科技工士が製作し、後日患者さんのお口の中に装着します。
金銀パラジウム合金(通称:金パラ)
金パラの詰め物は丈夫ですが、その周りの歯はすっかり欠けていました。噛む力の強いかたほど、金パラを使うと歯が傷みやすいです。
歯が咬耗しても、金パラの詰め物はそのまま。歯と詰め物の段差にプラーク(細菌のかたまり)がたまりやすく、むし歯の温床に!
知覚過敏で来院した患者さんです。歯ぎしりをするのでしょうか、歯がかなり削れています。
nico 2017年5月号より