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口腔漢方とは
口腔漢方とは
身体の免疫が低下すると、お口にも症状(口内炎・歯周病など)が表れます。従来の歯科治療は外側から治療することを基本としていますが、必ずしも治るとはかぎらず、再発をくりかえす事もあります。
口腔漢方は口腔をひとつの臓器としてとらえ、内面から個人に合う漢方で免疫力を高めることで、口腔疾患の治療に手助けとなっています。
結果として体質改善にもつながります。
(漢方医学とは)
漢方医学の基本には『良医は未病を治す』という言葉があり、「未病」とは「健康と病気の間」を指し西洋医学では病気と診断されないものも漢方では対処法があると考えられています。
たとえば、冷え、ほてり、いらいら、不安、疲れ、だるさなど。(口腔漢方では、口臭、口腔乾燥など)
対処法としては生活改善・体質改善を促し、発症を遅らせ、生体がもっている回復力や免疫力を高めることです。
口腔漢方治療の流れ
口腔漢方治療の流れ
- お口の中の気になる症状やお困り事などをお話ください。口内炎 口腔乾燥症 味覚異常 口臭 舌痛症 顎関節症 抜歯後の疼痛 歯周疾患 口腔癌など
- 問診表にご記入いただきます。
- 現在服用されているお薬やサプリメントがございましたら、教えてください。
- 全身、お顔、舌の写真の撮影を行います。
- 証の決定
- はじめに5日分を服用してください。この間に下痢、腹痛、便秘、はきけなどの症状がありましたら、場合により別の漢方の処方となります。
- 経過をみて、症状が改善されましたら、さらに2週間~1ヵ月を処方します。
- 再度問診を行い、症状の改善状況に応じて、終了にするか健康維持のために継続するか、患者さんと相談いたします。
また、気になる症状に応じて、漢方の処方が変わる場合もあります。