6月9日~24日まで東村山市、北山公園で菖蒲まつりが行われました。
菖蒲が見渡すかぎり、色とりどりに咲いており忘れられない風景の一つになりました。
菖蒲は縁起のよい植物とされる多年草で、端午の節句の菖蒲湯に使用されます。菖蒲湯は葉を利用しますが、神経痛やリウマチには根茎を浴湯料として使用します。
また、鎮静、鎮痛効果もあり、咳、たん、消化不良などに乾燥した根を粉末にして、3~6gを3回にわけてオブラートに包んで服用しても良いそうです。
8月~9月頃に根茎を掘り取り、水洗いし乾燥させて用います。菖蒲は江戸からの昔ながらの品種、改造したものなど東村山市の北山公園では圧巻でした。新東京百景にも挙げられております。
菖蒲園の脇の小川のせせらぎが、田園風景を思わせてなごみのひとときで、都会の雑踏から解放され、故郷の松本がとてもなつかしく思い出されました。