薬草園

冬一番の冷え込みと言われる19日に、小平市にある薬草園に行ってきました。

園内のお店の方より、薬祖神という神様の祭事があり、ちょうどおかめ笹に「神壺」という薬壺がつるされた、縁起物をいただきました。付随している説明書には、「神壺」の謂れ薬祖神社は上野五條天神社から分霊を受けて、現在昭和薬貿ビル屋上に奉られている。

その例大祭の薬祖神祭は以前11月22、23日(新嘗祭)に執り行っている。

縁起飾りとして「神壺(しんこ)、お神札(ふだ)、おかめ笹」の3点セットです。
おかめ笹は笹の葉がいつまでも落ちないので、良いとされています。
お神札は無病息災を祈願しております。
神壺の中に薬草と紅白の餅が入っております。

薬草の“朮”はうけら、蒼朮とも言う。根茎は健胃剤とされ、屠蘇散に用いられている。その屠蘇散は、1年間健康で過ごせますように、年の初めの正月に飲むのが良いとされています。
紅白の餅は“勝の餅”大晦日にこの“朮”を火にくべ、その火で“勝の餅”を焙り食すと1年間無病で暮らせる。

子供みたいですが、何となく懐かしさを覚えました。