1、 位相差顕微鏡による検査が重要です
位相差顕微鏡でお口の中の菌を調べます。当日は食事のあとに歯磨きをなさらないでご来院ください。お口の中のプラークは細菌の塊です。より正確な菌相が調べられます。
2、 歯周病の診断とカウセリング
位相差顕微鏡で検査歯周病菌は日本人の8割が口の中に持っているそうです。
顕微鏡による検査結果で診断を行い、細菌を記録、録画します。必要な方にはお薬を使用して除菌治療を行います。次回のご来院の際に除菌を確認できましたら、歯石取りを始めます。
顕微鏡による検査結果で診断
患者さんのお口の中の歯周病菌をすぐご覧になれます。
歯石は単なる石ではなく、細菌の塊です。 歯周病菌が増加すると歯周病が進行してしまいます。
除菌後は歯石や歯垢が取りやすくなります。しみる感じも減り、歯ぐきからの出血もほとんどありません。
歯肉ポケットの下に歯石が多い時は歯周病菌が多い為、除菌の必要性が高くなります。 また、菌がたくさんいる状態で歯石を取ると血管から菌が入り込み、全身に回り敗血症になる危険性がありますので注意が必要になります。