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4才から可能です。 犬歯が生える前の9~10才までに矯正治療が終了したお子さんは、1~4個の装置で大丈夫。 約6万円から、床矯正治療を始められます。 犬歯が生えてから治療するのでは、時間も費用もかかります。 6才頃の前歯が生え変わる時にご相談ください。 お母さんがおかしいな、と思った時が早期治療のチャンスです。 治療開始は早ければ早いほど良いでしょう。 正常の発育で、11才前ならば、犬歯が生えていません。それ以前の治療ならば、前歯だけの治療で終了するケースがほとんどです。 前歯が並ぶスペースがなければ、顎を拡げるか、前歯を前方に移動して、前歯の入るスペースを作ります。 9才の患者さんです。不正咬合には見えません。 この時に、矯正治療をしていれば、装置1つで治療は終了していたでしょう。 2年後にお母さんが、「八重歯になったので、どうにかして欲しい」と来院しました。 わずか2年間、お母さんが様子を見ていたおかげで、治療期間と装置の数が増えて、治療費も4倍ぐらいかかってしまいます。 大火も初めは小さなボヤです。火事は、ボヤのうちに消火すべきです。 様子を見ていても、状態は悪くなるだけです。様子を見ていると大火になります。子どもは、大人と違って成長します。その結果、将来『顎切り』など外科的治療の可能性が出てくる場合もあります。 治療の結果は個人差があります。必ずこのようになるとは限りません。 当院の治療費についてはこちらをご覧ください⇒ また、ご質問等がありましたら、 TEL:042-527-8217 までご連絡ください。
食生活・・・食材が小さく、あまり歯を使わず、咬まないで飲み込んでしまうと、あごの成長が悪く、歯の並ぶスペースが足りなくなります。 また、咬む回数が少ないので、叢生(前歯が重なって並ぶこと)になりやすいです。 水分を食事中に取りながら食べると、流し込みになり、あごの発育が悪くなります。 姿勢・・・食事中の姿勢が悪い。たとえば猫背。食卓がいすの場合に足が床に付かないと下のあごが後退します。これが猫背の原因になります。 悪習慣・・・普段の何気ない仕草が、歯並びやあごの成長に影響を与えます。 人間の頭の重さは約5kgあります。頭を支えるために行う悪い癖によって、歯並び、あごの位置や骨に大きな影響が出る場合があります。 指しゃぶり 頬づえをつく お口をポカンと開いている 爪や唇を咬む 舌の動きが悪い お口のなかにおさまっている舌のポジションが悪い 下のあごをふざけて前に出す うつぶせ寝や、横向きで毎日6~10時間同じ体勢で寝ている 左:ものを飲み込むときに舌を出してしまう癖 右:指しゃぶりによって隙間ができてしまいました 上あごが出て上顎前突 左:歯の大きさにくらべあごが小さい 叢生 中:歯の数がたりなくて隙間がある 空隙歯列(くうげきしれつ) 右:下あごが出て下顎前突 反対咬合、うけ口 (医歯薬出版)「子どものための歯と口の健康づくり」 安井 利一 より引用
*バイオセラピー(口腔筋機能療法) 食育、トレーニング、悪い癖の改善など、歯並びの悪くなった原因を見つけ、お子さんの自らのトレーニングや努力で機能的に改善し、正しい機能に戻すことをいいます。 習慣化された状態が長いと、治療の努力もお金も必要になってきます。 お子さん達は成長していますので、早期発見し、早期治療を行う事で正しい成長へと導くことが大切です。 口腔筋機能療法(MFT)についてはこちらもご覧ください。 トレーニングは、4才からでも、できるものもありますので、ぜひご相談ください。 *メカニカルな治療 床矯正・・・取り外しができます。 固定式装置・・・マルチブラケットといい、ワイヤーを使います。
顔の成長は6才の頃に80%が終わります。 これが1回めの成長で、2回めは10才から始まり、女の子は14才くらい 男の子は17才くらいで、ほぼ100%出来上がります。 「良い顔」にするには顔の成長を考えて、早期に1回めの成長が終わる前に治療を始めた方が、より良い結果が得られます。 歯並びは、大人になっても治療はできます。 歯だけを並べるのでなく「良い顔」をつくるには女の子は14才、男の子は17才までに治療を終了している事が理想的です。 *4~5才から開始したお子さま 食育を考えて、食材の大きさや食べ方など主にバイオロジカル的な治療を頑張りましょう。 悪いくせはありますか? 早いうちに直しましょう。 上下の最初の前歯が生え変わる6才までに、区切りをつけて頑張って治しましょう。 *6~9才から開始したお子さま なるべく犬歯が生える前に進めてください。 その場合は、歯の移動が基本的にはそれほど難しくはないでしょう。 しっかりバイオセラピーのトレーニングを伴わせて、始めてから2~3年で終わらせましょう。
*(女の子)10~14才、(男の子)10~17才で開始したお子さま 顔の成長の終了が近づいています。頑張って成長が終わるまでに治療を終えることが大切です。 *(女の子)14才以上、(男の子)17才以上から開始したお子さま、大人の方 成長は終わっていますので、床矯正装置のあと固定装置を使用しての治療に入る事が多いです。 大体2~3年で終われる様に頑張りましょう。 (注)犬歯の生える位置、またバイオセラピーのトレーニングの成果により、時期には個人差が出てきます。
床矯正の手引きと治療にあたってのお願い
指しゃぶりやかみ癖 歯に直接力をかけるこれらの悪い癖は長時間、長期間に及ぶと歯並びに影響します。 出っ歯、すきっ歯、受け口や上下の歯が閉じないなど、力をかける場所によって症状が変わります。 歯は弱い力でも動くので、悪い癖をやめることを意識しましょう。 歯に直接力をかけていない悪い癖でも間接的に歯並びに影響することがあります。 人間の頭の重さは約5Kgあります。頭を支えるために行う悪い癖によって、歯ならび、顎の位置や骨に大きな影響がでる場合があります。 頬杖 寝ている時の姿勢 (睡眠姿態) うつぶせ寝や横向き寝で、毎日6~10時間と長時間同じ体勢で寝ることは、歯並びや骨が歪む原因となります。