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A:消化器官が子供は未発達なので、食事だけではエネルギーを充分摂取できず、おやつにより栄養を補う必要があります。
甘いおやつにも虫歯になりやすい物と、なりにくい物があります。
プラークを形成しやすいか、酸の酸性度は高いか、食べたあとのお口の中の影響はどうかを考えて与えてください。
飴やキャラメル、グミなどお口の中に糖分が長い間停滞するものは、なるべく避けましょう。
せんべい、ポテトチップ、などはまだ安心です。
飲み物では酸性度の高い炭酸飲料、イオン飲料も糖分が多いので気をつけましょう。
A:大部分の子供は生後19カ月から33カ月の間に、親のミュータンス菌に感染します。この時期に入る前に、ご家族は虫歯などの治療をすませ、口腔を清潔にしておきましょう。
子供にも歯肉炎や歯周炎がみられるようになりました。
歯を磨くと歯ぐきから出血する場合は歯医者さんで診てもらいましょう。
寝る前の歯磨きがうまくできない、ダラダラ食いをしている、夜更かしをして免疫が落ちる、ストレスなど生活習慣病が原因です。
子供たちの心と生活のバランスに気を付けてあげてください。
A:健診は1才6ヵ月健診、3才健診、繰り返し健診、就学前などが主なもので、歯やあごの成長や、歯並びなどポイントになる大事な時期です。
健診はぜひ受けておきましよう。
かかりつけの小児歯科の先生を見つけましょう。
1才6ヵ月は前歯がそろい、奥歯が生えて咬み合わせが出来てきます。
食生活も卒乳の時期です。虫歯があれば飲んだ後にお茶や水を与え、お口の環境をリセットする、甘い物は飲ませないなどの注意が必要です。
3才は乳歯がほとんど生えそろいます。虫歯の他に歯並びのチェックをしてもらいましょう。
就学時は初めての永久歯が生えてきます。生え変わりの状態や、乳歯に虫歯がないか、お口の中の衛生状態も確認してもらいましょう。
A:シーラントとは、虫歯になっていない奥歯の噛みあわせの溝の部分に、フッ素が入っているプラスチックを流して、虫歯の予防をしようという方法です。クリニックで行います。
A:シーラントは、虫歯ができやすい時期・虫歯ができやすい場所に行うと効果があります。
第一大臼歯に施されることが多いです。6歳頃には生え始めてきます。この時期は、子供が自分で満足に歯のケアをすることができないことが多く、虫歯になりやすいです。また、第一大臼歯は生えたての時は硬さが不十分ですので、虫歯の進行も早いのです。
第一大臼歯は人間の歯の中で最も大きい歯であり、咬み合わせに大切です。虫歯になりやすい・ケアが散漫になりがちであることから、お母さんがお子様のためにケアを重視してあげてください。
そのため、虫歯を予防するためにシーラントを行うことがポイントになります。
A:シーラントの方法は、シーラントをする歯の溝を清掃して、その溝にレジンを流します。
レジンというのは、虫歯の治療の時につめる白いプラスチックの素材です。
シーラントを行うときには歯を削りません。その代わりにシーラントは飴やグミ、ガムといった食べ物で歯からはがれてしまう事もあります。なので、歯の健診の時にチェックをしてもらいましよう。
A:シーラントは虫歯予防の意味では、シーラント処理をされた部分にのみ効果が期待できますので、噛みあわせの部分の溝に効果はあっても、歯と歯の間には効果がありません。
シーラント処理を行った後も、歯のケアを大切にしてください。虫歯にならないのではなく、なりにくいという意味です。
また、虫歯になってしまった歯に対しては、虫歯の治療を行いますので、シーラントは適応外となります。
A:フッ素は乳歯や生えたばかりの永久歯のむし歯予防に効果的です。乳歯や生えたばかりの永久歯の表面はきれいなエナメル質の結晶が整っていない場合が多く、ツルツルではありません。
つまり、むし歯になりやすいので、丈夫な歯に早くしてあげようと言うのがフッ素です。
フッ素には歯の表面を堅く丈夫にする効果と抗菌作用があります。
少なくとも一番奥の永久歯(12歳臼歯)が生えるまでは定期的にフッ素を応用した方が良いでしょう。年齢的には1歳半頃から13、4歳までです。個人差があります。
A:お茶の渋みを出すタンニン。タンニンを形成する成分の一部がカテキンであり、日本茶には良質のカテキンが沢山入っています。
カテキンには殺菌作用、抗菌作用がありますが、フッ素にはこれに加えて再石灰化作用があります。むし歯予防の面からみるとフッ素の応用の方が効果が高いです。
A:こどもの間食は甘いものになりがちです。甘いものの食べすぎは食事時の食欲を減退させてしまいます。そのうえ糖分の消化には、多くのビタミンとカルシウムが必要とされます。糖分のとりすぎで栄養のバランスがくずれてしまいます。
3歳未満のこどもには、キャンディー類、チョコレート類は食べさせないようにしましょう。一度味を覚えると欲しがります。食べたことがないと欲しがりません。低年齢児の味覚はまだ未発達です。この時期に甘みの強いものを与えると味覚の発達が妨げられ甘党のこどもを作ってしまいます。それだけではなく、野菜などの味がよくわからなくなり、好き嫌いが多いこどもになってしまいます。
<おやつの与え方>
こどものおやつは一回の軽食です
砂糖だけでなく多くの炭水化物(ご飯、パンなど)は細菌によって代謝され酸が作られます。たとえば1歳6カ月児のむし歯の原因でもっとも多いのは、断乳の遅れだと言われています。
長期にわたって継続できる習慣の獲得が大切なので3歳児以上は『~を食べたらダメ』という禁止ではなく、飲食の回数を少なくすることを基本とします。
たとえば1日同じ量のジュースを飲んでいる場合でも、おやつと食事の間に飲んでいる習慣をジュースはおやつと一緒に飲み、それ以外の水分摂取を麦茶に変えるだけでもむし歯になる危険性は軽減されます。
食べ物でも同じで、お口の中に入っている時間が長いほどむし歯になる危険性は高くなります。だらだら食いが悪い理由です。
A:お口のなかに砂糖が長く残る食物はむし歯を起こします
むし歯になる可能性 とお菓子の種類
特に低い:せんべい、クラッカー
低い:バニラアイスクリーム、ビスケット
やや高い:かりん糖、ウエハース、スポンジケーキ
高い :クッキー、チョコレート、カステラ
特に高い:あめ、キャラメル、普通のガム
チョコレートを食べると奥歯の溝などにしっかりと入り込みます。あめ類、チョコレート類は3歳になるまでは、なるべく食べさせないようにしましょう。味を覚えると、欲しがります。
チョコレートを知らないで子供は形を見ただけでは欲しがりません。たまに食べさせるのはかわいそうです。
1~2歳のころは味覚を発達させる為にとっても重要な時期です。この時期に色々な味(具体的には、野菜などの微妙な味)を覚えてもらわなければなりません。甘みが強いもの、味の濃いものなどを食べていると味覚は発達しません。この時期が大切です。
3歳になると社交性が出てきます。甘いものをあまりにも制限しすぎると隠れて食べるようになります。それではむし歯を作る原因になりますので、時間を決めてあげてください。もちろん、その後に歯みがきが必要です。
100~80点 すばらしいです!
79~60点 かなり良いです
59~30点 あまり良い食生活ではないです
29~ 0点 根本的に見直しが必要です。ジュースやお菓子は控えましょう
A:お口の中のむし歯菌は親から感染すると言われています。
ただし、そのために大切な親と子のスキンシップを犠牲にする必要などありません。日頃の歯みがきの習慣を付け、フッ素を利用し、3歳になるまでは一切あめ類やチョコレートを与えないなどのことの方が重要です。それと専門の小児歯科で定期診査を受けることもお進めします。「おやつの与え方のポイント」を参考にされてください。
A:最初の乳歯が生える時期は赤ちゃんによって差があります。下の前歯から生えることが多く、早い子で生後3~4ヶ月のこともあれば、1歳になってもまだ生えていないこともあります。
歯が生えるのが遅いことは悪いことではありません。1歳半までに生えて来ない場合は歯科でレントゲンを撮影してもらってもいいです。
逆にあまりのも早く生えすぎた場合には授乳の時にお母さんの乳首を傷つけたり、赤ちゃんの舌に潰瘍を作ることもあります。場合によっては小児歯科で、とがった歯の先を少し研磨してもらいましょう。
A:生まれたときから歯が生えているものを先天性歯、新生児のうちに歯が生えてくるものを新生歯と言い、ほとんどが下の前歯です。
授乳の障害になることがあり、特に母乳の場合はお母さんの乳首を傷つける場合もあります。
また赤ちゃん自身の舌などに歯が当たり傷つける場合もあります。特別な歯ではなく、ただ乳歯が早く生えてしまったものです。
対処法としてはとがった歯の先端を削り、丸くします。しかし、歯の根がほとんどなく、動揺が激しい場合には抜歯します。
抜歯するのは乳歯ですので、永久歯が生えてくる5~6歳まで歯がない状態となります。
反対咬合・はんたいこうごうA:奥歯がまだ生えていない1歳前後のお子さんでは、かみ合わせが安定しておらず自然と改善される場合もあります。
前歯の生える方向に問題がある場合と、顎自体の成長に問題がある場合があります。
生える方向が悪い場合でも適切な時期に治療を始めないと顎自体の成長にも問題が起こってきます。乳前歯が永久歯に生え代わる時に自然と改善される場合もあります。
もっとも早い時期に矯正治療が必要な不正咬合のひとつで、小学校1年生前後から開始することもあります。詳しくは「不正咬合の治療例」を参考にされて下さい。
反対咬合のお子さんで永久前歯が乳歯が抜けずに裏の方から生えてきた場合、乳歯を抜けば、舌の力で何にもしなくとも自然とかみ合わせが治ることがあります。小児歯科の専門医にご相談下さい。
過蓋咬合・かがいこうごうA:上下の歯をかみ合わせて下の前歯が見えないようなものを過蓋咬合と言います。
乳歯の間は特別な治療は必要ありませんが、奥歯のかみ合わせからずれている場合は永久歯に生え代わるときに上顎前突に移行することがあります。注意が必要なかみ合わせです。
詳しくは「不正咬合の治療例」を参考にされて下さい。小児歯科の専門医で診てもらっていた方がよいでしょう。
A:そんなことはありません。正確に歯みがきをすることが習慣づけるための早道です。
歯ブラシは大きいものを使っていませんか?
磨く強さはどうですか?
上唇と歯ぐきをつないでいる筋(上唇小帯)を歯ブラシで引っかけていませんか?
これらの中に心当たりはないでしょうか。
詳しくは「幼児の歯みがきのポイント」を参考にして下さい。
A:規則正しい食生活・・・・だらだら喰いはだめです
正しいブラッシング・・・・磨いてるつもりになっていませんか「幼児の歯みがきのポイント」を参考にしてください。
フッ素利用・・・・乳歯、生えたばかりの永久歯には効果的です。
歯科医院での定期診査・・・・早期発見が大切です。
これらをきちんと守ればむし歯にはなりません。でも難しいですよね。歯科医院できちんとした指導を受けましょう。
A:基本的には大丈夫です。
薬の種類によっては、飲み方に指示がでる場合がありますので、歯科医の先生に相談してください。
A:砂糖をふくむ飲み物を、哺乳瓶に入れて乳児に与える習慣によって生じる虫歯の事を「哺乳瓶虫歯」といいます。
寝る時に飲ませると、虫歯が重傷になります。前歯が何本も同時に虫歯になりますので、注意が必要です。
A:赤ちゃんは生まれながらにして、甘い物が大好きです。
好まれる砂糖の濃度範囲は広く、お母さんのおっぱいは7%の乳糖が入っています。
飴は90%近い砂糖が含まれています。
このように、気を付けないと、どんどん濃い甘さを好きになってしまいます。
この傾向は、いろいろな味の体験が少ない子供で起きやすいので、注意が必要です。
天然の甘さの上限は15~16%と言われています。
虫歯になりにくい甘味料がありますが、これを使用しても濃い甘さに慣れさせてしまうと、自然に砂糖の食べすぎを起こします。
なるべく天然の甘さを利用したおやつを工夫しましょう。
焼き芋や焼きりんご、フルーツヨーグルト、など。。。
A:甘い物を食べても、必ず虫歯になるわけではありません。
ポイントは糖分のお口の中での滞在時間と、食べる頻度でしょう。
砂糖や炭水化物が口に入ると、お口の中の細菌がそれらを食べて酸をつくります。
すると、お口のなかは酸性に傾きます。
この酸が歯のミネラルを溶かして、虫歯になります。
しかし、すぐに歯に穴があいたり、しみたりはしません。
唾液がお口の酸性を中性に戻し、溶けだしたミネラルをもとに戻してくれます。
これを再石灰化といいます。時間的には約2時間といわれています。
甘い物をダラダラと食べ続けると、虫歯菌は活躍して酸性の状態が長くなり、歯が溶けても再石灰化が起こらないため、虫歯になります。
決められた時間に食べて、口に糖分のない時間を長くすれば、虫歯になりかかっても、再石灰化のおかげで防ぐことができます。
なので、虫歯は糖分、虫歯菌、時間の3つに加えて、唾液の量や質が関係してきます。
A:個人の歯の質を検査する方法は、今の段階ではないのですが、おそらくあると思われます。
A:子供には操作性のやさしい方法が良いでしょう。
水平法(横磨き法)がおすすめです。
歯ブラシの毛先を歯に90度にあてて、水平に往復運動をさせます。
小刻みに動かすように教えてください。
A:ブラシの部分が小さく、毛の硬さがふつう~かための歯ブラシを選びましょう。毛先が広がったら交換してください。
また、よく毛先を乾かすなど清潔にしましょう。
8才の男の子です。
小児矯正をしています。装置はきちんと装着しています。
その他に、あごや歯並びが良くなる生活に取り入れる習慣がありましたら、
A:装置を長時間入れているので、
さて、食育で大きな歯ごたえのある食事も、
生活の中に取り入れてはいかがでしょうか?